
相馬市
相馬市は、東は太平洋に面し、西は伊達市、南は飯舘村と南相馬市に、北は新地町と宮城県に隣接しており、温暖な気候に恵まれた地域です。また、概ね平坦地と山間部とが相折半し、市街地は中央の平坦地に位置し、常磐自動車道が全線開通したことで交通の利便性が良くなりました。
相馬市の沿岸部には、松川浦県立自然公園があります。松川浦は福島県で唯一の潟湖で、日本百景のひとつにも選ばれています。松川浦の湾内には小島が点在し、その風光明媚な佇まいが日本三景のひとつである松島に似ていることから「小松島」とも呼ばれています。環境省が指定するハマサジやヒヌマイトトンボといった絶滅危惧種の動物種も散見されるほか、シギやチドリ、サギといった渡り鳥も降り立ち、美しい自然風景を楽しむことができます。また、美しい朝日と夕日の両方が同じ場所で見られるポイントもあります。