
相馬の夏を彩る 相馬野馬追
相馬野馬追は、福島県の相馬地方で3日間にわたって行われる祭典で、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
『野馬追』の始まりは、平安時代中期、平将門公(相馬小次郎)が、野馬を敵兵に見立てて軍事演習に応用したことに始まったと伝えられています。
その後、相馬氏がこの地に移ってからも、代々の当主がこの行事を伝承。地域の平和と安寧を祈る神事として、幾多の変遷を経ながら、今なお熱気あふれる行事が繰り広げられています。
約400騎の騎馬武者が甲冑をまとい、先祖伝来の旗指物を風になびかせながら相馬の野を駆ける姿は、まるで戦国時代にタイムスリップしたかのような荘厳さと圧巻の迫力です。

写真/相馬野馬追執行委員会
見どころ
相馬野馬追のハイライトは2日目。
400騎あまりの騎馬武者が、神輿を擁し市中を進軍する「お行列」や土ぼこりが舞う中を、人馬が一体になって駆け抜け、舞い降りる御神旗を数百の騎馬武者が奪いあう「神旗争奪戦」、騎馬武者たちの勇壮な姿をぜひ間近で御覧ください。
令和4年度の開催
7月23日(土)
浪江町 | 標葉郷出陣式 |
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相馬市 | 宇多郷御発輿(うだごはつれん) |
南相馬市小高区 | 小高郷御発輿 |
南相馬市鹿島区 | 副大将出陣式、総大将お迎え |
南相馬市原町区 | 中ノ郷御発輿、本陣到着、馬場潔(きよめ)の式、宵乗り競馬、軍者会 |
7月24日(日)
南相馬市原町区 | 相馬三妙見神社御神輿(おみこし)礼螺(れいがい)奉納、勢揃(ぞろ)い、お行列、式典、甲冑(かっちゅう)競馬、神旗(しんき)争奪戦 |
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南相馬市小高区 | 火の祭 |
7月25日(月)
南相馬市小高区 | 野馬懸 |
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<観覧チケット・詳細はこちらより>
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