
川俣町
福島市から南東約20kmに位置する川俣町は古くから「絹の里・シルクの産地」として栄え、「川俣シルク」は、絹製品のブランド産品です。また、絹産業で栄えた若衆らの遊戯を発祥とする「川俣シャモ」は、肉用鶏では国内初となるJGAP団体認証を取得し、福島県ブランド認証地鶏となっています。
2020年前期のNHK連続テレビ小説「エール」では、主人公のモデル「古関裕而」が青春時代を過ごした町として放送され、生涯に作曲した作品は5,000曲の中には「川俣町民の歌」、「川俣音頭」、「川俣町立川俣中学校校歌」など、川俣町と関係の深い作品も残されています。当時実際に使っていたオルガンが今でも現存しており、当時の音色を聴くことができます。また、音楽に関するイベントとして、国内最大のフォルクローレのお祭り「コスキン・エン・ハポン」の開催地としても有名です。
2017年の避難指示区域が解除されてからは、ポリエステル媒地によるアンスリウムの栽培が始められ、日本一の産地へと進化しています。