
葛尾村
葛尾村は、あぶくま高原のほぼ中央部に位置し、歴史と文化のある山村で総面積の約8割を森林が占める高原の村です。日山(1,057m)やヤマツツジが山頂を染める五十人山、葛尾小富士の別名がある竜子山、新緑や紅葉がみごとな高瀬川渓谷沿いにある手倉山、美しい森のある蟹山などの山々に包まれ、登山や写真撮影などで村を訪れる人も年々増えています。
代表的なイベントは「ツール・ド・かつらお」で、村の豊かな自然が織り成す30kmを超えるロングコースを多くの自転車が駆け抜けます。
村の特産品は「エゴマ」で、この周辺では「じゅうねん」と呼ばれています。避難指示解除後には、エゴマをすり潰したあんを餅に詰めたお菓子「お大尽様」、エゴマを搾った油の販売を再開し、村の特産品として発信しています。